PILOTFLY H2-45の詳細説明

 
小型ジンバルと比べて何が違うの?

このジンバルは一眼レフカメラやミラーレス一眼用のジンバルで、例えば1kg近いようなレンズをつけて搭載しても大丈夫な剛性・パワーの設計になっています。
コンデジ用・スマホ用のジンバルはそれ以上の重さを載せることは出来ないですが、まずその点が異なります。





 
一眼カメラを使った動画(一眼動画)である利点は?

そうなってくると、コンデジと一眼動画の違いについても触れなくてはいけませんね。
両者の映像の違いを簡単に言ってしまうと、

1.ボケの違い
2.感度の違い
この2つが思い浮かびます。

そもそも私たちはこういった一眼レフなどを使った動画を始める前は、ビデオと言えばハンディカムなどで代表されるビデオカメラを使っていました。民生用のビデオカメラはセンサーサイズが小さいため、背景をふわっとボカした表現には向いておらず、近景・遠景のどちらにもピントが合っている状態(いわゆるパンフォーカス)が普通でした。

一眼カメラでビデオが撮れるようになって初めて、これら1と2に挙げられる良さに気が付いたのではないでしょうか。

・・・と、説明が長くなりましたが、ボケ表現や暗い夜での撮影を積極的に行いたい方にとっては、H2-45は大いに検討の価値があると言えるでしょう。







参考までに、京都の夜の暗がりで撮影した映像をご覧ください。
こういう映像を見ると、「やっぱり一眼はいいなぁ」と再認識させられます。
ちなみにこちらはH2-45ではなく、H2で撮影しています。







 
H2からH2-45になって進化した部分

昨年発売されたH2は現在も販売はしているものの、このたび新たに発売されたH2-45に刷新された感があります。H2も名機でしたが、H2-45はさらなる進化を遂げました。
そのあたりについて触れたいと思います。

1.YAWモーターから伸びているアームが45度傾斜している。
これによって、従来他メーカー含めてジンバルの課題点であった「撮影時にカメラ背面モニターがROLLモーターに隠されて見にくい・または見えない」という問題が一挙解決されました。H2-45という名称は、その名の通り「45度傾斜させている」という意味から来ています。





従来のH2はこんなイメージでした。



これはこれで慣れてしまっていたので、特に不都合は感じませんでしたが、いざ便利になるとやはり後戻りできないものですね。おそらくですが、今後Pilotflyから出るジンバルはすべてこういう45度傾斜タイプになっていくかと思われます。
他のメーカーさんもこれに続いていくのでしょうね。
良いことだと思います。


2.スマホ iOSアプリでの操作が可能に
これも従来のH2-45やC45では出来なかった最新機能です。
これについては、現地での調整用にノートパソコンを持参される方もおられたぐらいですので、そういう方にとっては待ちに待った改良点ではないでしょうか。






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その他についても、また近日追記していきます。